映画オーシャンズ8を観てきた話。
中身の薄い感想文。
案の定ケイトブランシェット様に抱かれたい映画でした。
いやケイト様出てる映画だいたいそうなるんですけど。
え~~~~~ん私もルー様のクラブでウォッカを水で薄めるお仕事がしたいよぉ~~~~!!!
緑のスパンコールのスーツがあんなに似合う人間います?全人類の中で一番似合うのでは??むしろケイト様のためだけにある衣装では???
あと記憶が間違ってなければルー様、一回もスカート履いてない気がする。
「男ウケ?ハァ???バカじゃないの???」「私が着たいと思った服だけ着てますけどなにか???????」みたいな服ばっかり着ててサイコー。
観た後、意味もなく背筋を伸ばしてポケットに手を突っ込んで颯爽と歩いてしまう映画。
カッコよかったよぉ…。ゴージャス……。
ダフネが鏡見ながら「ものすごく巨体に見える…!」って若干パニックなってるところだけが辛すぎて泣きそうだった。リアルすぎるわ。こういう気持ちになっては摂食障害になっていく女優やモデルが山のようにいるんだろうなと思うとマジでつらすぎてしんどかった。
それ以外はみんな超クールでかっこよくってフーーゥ!!!って感じでした(偏差値が低い)
画面の圧とか勢いに任せて頭カラッポにして大丈夫な映画だと思います。
コンスタンスの「メトロカードちょうだい」「持ってないの!?観光客かよ」のくだり好き。
あとコンスタンスがアミータに出会い系アプリ教えてあげるくだりも好き。仲良しかよ!休み時間の女子中学生じゃん。
でもなんやかんやで一番やばい人ってタミーじゃない?あの人のポテンシャルなんなの??
経歴(たぶん)偽装してヴォーグの編集部に入り込むまでは良いよ、その後の仕事ぶりなんなの???仕事出来過ぎじゃない??デキ女すぎん?
面接のときに「メットゲイラ」つって「メットガラね。」って言われてた人がパーティの食事の内容に口出してなんなら「栄養士紹介します」って紹介して受け入れられる程度には信頼させてるこの数日間で。
タミーおそろしい子……。
しかもオーシャンズにスカウトされるまではどうやら裏家業から一回足を洗って普通に主婦してたっぽい。
タミー…何者……。
まあガレージ見る限り足洗いきれてなかったぽいですけど。
「犯罪者を夢見る8歳の女の子のために」
そのうち「カウボーイを夢見る6歳の女の子のため」の映画とかできねえかな。私なんですけど。
今後「スパイになりたい9歳の女の子」とか「ロックンローラーになりたい女の子」とか、そういう子のための映画がじゃぶじゃぶ作られるかもしれない世界であるというだけでちょっと希望が持てるな、と思える映画ですね。
世界的で伝説的な存在であることに、男も女も関係ないよ。って言い聞かせてくれる映画。
今はまだ「女であること」を逆手にとって作ることでテンションが上がる作品だけど、どんどんこういう作品が増えて、もはや性別なんて関係なくなればいいのにね、と思うよ。
余談。
「45ドルもある。どこへでも行ける。」
って台詞でめちゃ感動したけどパンフレット買ったあと自分の財布には38円しか入ってなくて半笑いになったのでした。