『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレートコメット・オブ・1812』観劇②
とりあえず若干落ち着いたので所感。
主にキャスト。
難しい考察は出来ません。
あらすじなどここにはない。
井上芳雄さんピエール。
えっ、かわいいかよ。(真顔)
くまちゃんのぬいぐるみをコメットシートに座らせたり
クッションを肘置きにしてナターシャが歌ってる間コメットシートで完全にお客さんと化したり
ボルコンスキーに絡まれたお客さんに(ご愁傷さまです)みたいな感じで何か渡したり
民族衣装っぽい帽子かぶってみたり
おやつたべたり
お水のんだり
主役ですよね!?!?!?www
かわいい。1幕前半は基本的にずっとかわいい。っていうかストーリーの本筋に絡んでこないので基本的に遊んでいらっしゃるwww
お金せびられたらすぐ渡しちゃうし、引きこもりなのにパリピ(アナトールとドロホフ)と一緒にクラブ行くし。
そこからの『塵と灰』での歌唱のギャップ!!!
はー!うたがうまい!!!
歌がうますぎて、「うたがうまいなあ!」という情報しか入って来ないくらいうまい←
歌詞とか感情とかちょっと入って来なかったwwww←
ぶっちゃけ、歌詞聞き取りづらい人とかリズムと音程見失いがちな人とかもいて、そして歌詞自体が感情以外の説明台詞とかも全部乗っかってるので何言ってるかわからない場合がちょこちょこあったんですけど、
とりあえず芳雄のソロ聞いとけば作品の言いたいことはわかる←
1幕2幕それぞれの最後にピエールのソロナンバーがあるんですけど、とりあえずそこだけ理解できれば感動できる。
この2曲を聞かせるために2時間半使ってるみたいな感じするくらいにはなんかもう持っていかれる。
生田さんナターシャ。
かわいい。(真顔)
さすがアイドル。
瞳のキラキラが漫画。
両手広げるポーズがこんなにも似合う女の子がかつていただろうか。反語。
あとモスクワに着いたばかりのころ、絶妙に頭軽そう!
「みんな私を好き~\(*'▽'*)/パァア」みたいなところ絶妙www
天使みがつよい。
早替わりすごいwww
アンドレイがナターシャの回想の中でダンスを踊る(ナターシャはいないけどエスコートして二人で踊ってる)シーンあるんですけど、もうその動きが音楽やナターシャの歌声と相まって、オルゴールに入れてある大切な思い出を宝石のように大事に大事に出してキラキラと光に透かして眺めているようで素敵でした…。
ボルコンスキーとマリアのシーンはただただ面白くて「ロシア…戦争と平和…トルストイ…」っていう重たい題材に身構える我々に物語のドアを開いてくれるシーンwww
霧矢大夢様エレン。
優勝。
常に優勝。
最高。
シャーマンテ。
なんだろうな霧矢さんの肉体めっちゃセクシーっていうか男を誘惑しまくってるの「あ~、わかる…」ってなるのに気品がある…。
悪女。女狐みがある。狡猾というか。
自分の欲望を充たすためなら他人の犠牲は厭わないタイプの悪女。
ソロナンバー完全に抱かれたい。むしろ抱いてナターシャを←
いやでも絶対もうちょい時間があったらつまみ食いしてたでしょ絶対…。
歌詞も聞き取りやすいし、音に振りがバチバチにハマってるのでやっぱこの人のソロナンバーが一番カッコイイのでは。
小西遼生さんアナトール。推しだから長いよ。
告知動画で「お酒と女が好きな既婚者のプレイボーイの役です(真顔)(のち照れ笑い)」って言ってる小西さんを観た瞬間からテンション爆上げでした。
推しには女を誑かしまくる役と良心の呵責を感じず人殺すサイコの役やってほしいタイプのおたくなので…えへへ…ちょううれしい……。
実際、どうですか?(どうですかとは)
最高じゃないですか?????
いや、わかりますよ、主に2幕音域あってないとか、わかりますけど、そりゃ。
小西さんの声特に歌声ってわりとミュージカル界隈において独特っていうか個性的っていうか、「歌ウマ」とされるタイプの役者さんがフルボディのヴィンテージワインみたいに重くて濃くてしっかり主張するタイプの歌唱とか声量とかだと思うんですけどその中に入ると小西さんはスクリュードライバーとかそういう軽くて甘めな感じなんですよ伝わりますかね。ちょうどいい音域高めだしそんなに広くないし声量で押すには弱いし。
そこが良いように現れると、色気とか寂寥感とか哀愁とか何とも言えない風情が加味されて心を掴まれるんですけども。
個人的に「あの高め甘めちょっと掠れたような寂しさをはらんだ声で『愛してくれ』って言われたら『はい…♡』ってなるしかなくない!?!?」でした。
いやお前十分愛されまくっとるやろというツッコミが機能しないくらい骨抜きにされる…。
ただまあ今回特筆すべきはビジュアルの美しさで他の欠点(キャラとしての)全てを補っているという点ですよ。
「ハンサム」ってめっちゃ周りから言われるし登場シーンはいまどき少女漫画でも見ねえよってくらいいかにもな登場だしなんなら自分でも「ハンサム」とか言い出す一歩間違えたらただのウザキャラなんですけどそこすべてに説得力があるという奇跡!!!!!!
特に登場してからのくだり最高。アナトール自身はほぼ黙って歩いてるだけで、周囲の人がひたすらその美しさがどれほど際立っているかを歌い上げてくれるっていうふつうにやったら頭おかしい状況を違和感なく成立させてしまう程度の美貌。これはもはや才能。
何から何まで美しい…。1年間思い続けてきた恋人がもうすぐ帰って来るというのによろめいてしまうナターシャに対しても「このアナトールなら仕方ない」って思わせられる説得力がないと成立しない物語なので、まあ通常、ビジュアルばっかり褒めるのってほかに良いところないんかいってなりがちだと思う(私はビジュアル褒めちぎるの好きなんですけど。顔が良いは芝居が良い、歌が上手いと並べて良いくらい役者には必要なスキルだと思っているので)んですけど、今回に関してはそこがクリアできてなければ成り立たないという並みの人間では越えられないハードルを軽々超えてきているのでほめちぎります。
やたら色気ふりまくしセクシーだしお客さんにもキスするしロマの女の子にキスされるしヴァイオリン弾くしなんと踊るし!!!!!
これ都内に住んでたらお立ち見券で通いまくってたな…。
もう一度視界に入れるとアナトールさんしか見えなくなるもんね…。
最高…。全人類みてほしい…。
水田くんドロホフ。
Twitterとかで役名間違われがちナンバーワン、ドロホフ。←
こちらもセクシー!髭!!!ワイルド!
なにより、めっちゃ良い奴!!!!
アナトールのために、手紙の代筆から駆け落ちの手筈を整えるやらなにやら、「金づるにしてる側の人ですよね…?」ってくらい世話焼いてくれる。なんだ。アナトールのこと甘やかし過ぎじゃないのか。
\お前は主役じゃない!/って言われてからの表情好きですカワイイ。自分で言うのはいいのにwww
でもまあ決闘負けるし不倫してるしアナトールの享楽ナルシスト快楽主義なクズさ、ピエールの引きこもりめんどくさみ強さと比べたら案外まともなのかもしれない…。
ワンピースで言ったらゾロをクズに寄せた感じ。伝わらない気しかしない。そうなるとアナトールは完全にサンジ君ですけど。女好きで案外表情くるくる変わる以外の共通点ないわ()
とりあえず一人でも多くの人に観てもらいたいので、興味ある方ぜひ…。
生きるのときは千秋楽しか観られなくて宣伝ぽい記事書けなかったので執念で書いている笑
べつにここに販促要素ないとは知っているけれどまあ気持ちとして。