すゑひろがりず全国ツアー『諸国漫遊記』初日(大阪公演)レポというか感想文①
ご無沙汰しております。
一年弱ぶりの更新。
記事には書いておりませんがミュージカル見たり配信ライブなんかもちょこちょこ見たりしているのですが。
まさか舞台でもミュージカルでもなくお笑いライブで「書き残しておきたい!!!」という強い気持ちが生まれるとは考えても見なかった…!
ちなみにNGK行く前に映画館でキンキーブーツみてめちゃくちゃ泣いてる!情緒!!!
前置きが長くなりました。
タイトル通りでございます。
演出から構成からネタの内容(くだりとか)まで触れております。
…って書いてたんですけど、内容書いていくうちに余談とか感想が多くなって文字数増えて読みづらくなったので、分けます!!!
今回は主にオープニングの話です!!!入場前の私の行動とか、読んだとて!の内容もいっぱいありますが、演出についてはがっつりネタバレしております。
ネタバレしまくってます。
発言などはニュアンスです。
敬称略しがち。
よければどうぞ。
日時:2021年4月8日/開演18時30分
会場:なんばグランド花月
公演時間:90分(休憩5分~10分含)(休憩何分か正確には不明…)
開演前
幸運にも初日のチケットを手に入れることが出来ました。プレミアム会員になった甲斐があるというもの。出楽寿券はさすがに無理でしたが。
開演10分前くらいに入れば良いか~とまったり行動していたのですが、NGK1階のたこ焼き屋さんとのコラボ商品である「寿たこ焼き」(限定500食)がまだ販売中という情報をお店のTwitterで知り、17時半ごろ会場到着。
たこ焼き屋さんはめちゃくちゃ並んでいた。一時に並び過ぎて焼くの追いついてなかった。店員さんお疲れ様です…!
無事に寿たこ焼きを食し、ポストカードを手に入れることに成功。グッズ売り場でサンプル展示があったので確認した後、場内へ入場。
2階席ド下手。
良席とは言い難いですが、公演が始まってしまえばそんなことは気になりませんでした。
前説は生ファラオ。余談ですが規制退場のとき「手を振っていただければやりますので!」と言って延々「生!」「ファラオ!」してくれてた。伝わらない書き方ですみません。
開演(ゴリゴリにネタバレ)
・幕開け
拍子木の音とともに緞帳がゆっくりと上がっていき、舞台には大きな金屏風、高座台の上に揃いの裃をつけた紺色着物のすゑひろがりず。
大ぴらには声が出せないのですが、万雷の拍手に交じる会場のどよめき笑
2階席でしたが『降り注ぐような拍手』ってこういうことか…!と体感しました。
南條さんから「本日はご来場賜り誠にありがとうございます」というニュアンスの口上。襲名披露か?
第一声ということで緊張気味かしらという声でしたが、格式ばった挨拶がうますぎる。そしてよく通る。声を操る能力がすごい。
お笑いのライブで合ってます???と心配になりかけたところで「わたくし、南條庄助は…ツーブロックの!!」とやや砕けた口調&やたら大きい声で聞こえてきて、それまでの厳かな雰囲気との緩急激しすぎてざわめく客席。緊張と緩和がすごいwww
「ツーブロックの!横のところを!通常12ミリのところ!!!6ミリにいたしました!!!!(深々」www気合の入れ方が男子中学生wwww
三島さんは普段の口調と近い感じで笑
何の収録とかは触れてませんでしたが「カメラがありますので!(圧」とのこと。
ニュアンスですが、三島さん「あんまり、面白くないなあって思っても、ポンと鳴ったら笑ってください!!!」南條さん「あんまり最初からそんなん言わんねん…w」
最後は南條さん「隅から隅までずずずい~~~っと、」お二人「希いあげ奉りまする~~~~~~!!!」深々と頭を下げ、暗転。台に乗ったまま下げられるすゑにザワザワする客席www
個人的にはこれ観られただけでチケ代はペイしました。ちょろ。
・オープニング映像
株式会社カナメクト制作。
局番や月刊芸人など主にYouTubeの映像、過去の単独や営業先での写真など、すゑひろがりずの活動記録。昔から応援してる人とか感慨深いだろうな…。
・本編
松羽目が降りてきて、サンパチが用意され、出囃子(千本桜ではなかった)が流れ、いつものように登場。
~ネタに入る前にトーク~
たくさんのお客さんで感動した!という話の中で、三島「最初に顔あげたとき泣きそうになった><!」南條「泣いてはないんですね(笑)」三島「耐えなあかんと思って…」
ひろがりずシリーズは∞ホールだし、単独ライブとしては一番大きい箱なのですよね。過去の大宮での単独で集客に苦労されていたお二人が人気出た後も無観客やオンラインでのライブが多かったり厳しい収容率規制があったので「ファンの実体がない」みたいなことをよく仰ってたイメージがあるのですが、このツアーで『自分らのファン』を(マスクしてるし収容率は80%だし、お花もお手紙もプレゼントも出待ち入り待ちも禁止だけど!!!)体感していただけたら良いなあ。会場でファンが贈れるのは拍手と笑い声だけなので最大限お伝えしたいですね!
背景の松、普段は落語の大師匠がやるときしか使わないものだそうで。
NGKという、よしもとの劇場の中では一番格の高いって言い方はアレですが、たくさんの芸人さんが立ってきた由緒ある舞台でそれを「使ってよし」と認められることにエモさを感じてしまった。「今人気あるから」「バズってて集客良いから」「和風のキャラ芸人だから」ではなく、芸が認められてこの場に立っているんだなぁと感じました。夢見すぎか?
口上の際に着用していた裃について
「初めて着けた!」とのこと。
南條「家紋まで入れて頂いて…めっちゃ良いやつかと思って聞いたらAmazonで2000円だった。習字のときの下敷きと同じ素材」三島「フエルトなw」
家紋は2階席からではよく見えなかったので残念。
三島「一番遠くから来たよ~っていう方…(挙手を促す」南條「答えにくいやろ…」
三島「我々が一番遠くから来ているんじゃないか」www
ひとしきりトークを終えたところで、いよいよネタへ…入る前に和風変換!
センター、下手、上手と1人ずつ。
最初に「そこのお子さん!」と少年を指すものの、「いきなり?先こんな感じですよってやった方が…」と自分で指名しておいて南條さんがごにゃごにゃ言いだすも
少年「キャンディ!」元気が良い!!!w
元気よさとお題の秀逸さに会場が「(かわいい~!)」とほのぼのした空気に包まれかけた瞬間、すごい勢いで三島さん「飴玉!!!」wwww
南條「仕込みじゃないんですよ!?」というくらいナイスお題でしたw
2人目は内容失念してしまったのですが三島「面白いというよりはうまいという方で…」みたいなこと言ってらしたのは記憶にありますw
3人目「ドリームキャスト」
世代ドンピシャすぎてツボったのか爆笑する南條さん、なぜかピンときていない三島さんwww
南條「ゲーム機ですよね。…わかります(客席に)!?セガサターンの…」
三島「四角い?」南條「四角い」
ピンと来ていない三島さんに「直訳でも良いんちゃう?」とヒント出したり先ほど指名した少年に「わかるぅ!?」と声を掛けてみたりする南條さん
そして三島さんが絞り出したのは「立方体電子遊戯機械(ニュアンス」
三島「アッあれゲームキューブか・・・!?!?」wwww
盛り上がったところで(ずっと盛り上がっている)いよいよネタ本編へ。
まさかのここまでで3000文字あるので此度はこれにて!!!!wwww