ぜんぶ盛り

推しへの愛が素直。

とりとめもなく散文~推しの家庭にお子様が生まれたことによって考えたことなど~

ブログ書いて無くない!?って思ったので書きます。

 

Twitterでばかり言葉を発しているのでTwitter向けの短いセンテンス強いワードばかりが脳内に蓄積されていく。

久しぶりにお化粧品について書いたり、観劇の感想を書いたり、宝塚歌劇団で使ってほしいポルノグラフィティの楽曲選手権第二弾をやりたかったりしたのですが、何もかも時期を逃してしまった。私の中の旬が過ぎてしまった感ある…。

最後のやつは花組大千秋楽合わせで書きたいなあ。

お化粧品は「プチプラコスメについてる果物の名前でイエベかブルベかざっくり分けてみよう」というのをやりたかったのだけどぼんやりしすぎているのでいったん保留。

観劇はGOYA観たり配信でスリル・ミー見たりエリザガラコン見たり柿喰う客の滅多滅多見たりしたのですが、舞台観賞の記憶を保ちつつ言語化する作業の能力が落ちたというか今はそのような機能が働かない様子。どれも面白かったです。あとはお笑いの配信をめちゃくちゃ見ている。

 

以下、推し(芸人さん)(1つ前の投稿見たらわかりますかね)にお子様が生まれた話。

 

推しにお子様が生まれた。

私自身は特定のパートナーもいないし予定もないし、まあいろいろ思うことがありまして自分は反出生主義者なのか?とぼんやり思ったりもしているのですが、「子どもが欲しい」と望んでいる人のもとに生まれてくるのはめでたいことだなあとは感じました。めちゃくちゃ良かった。

これは「あの人なら様々な手段を用いて最善を尽くして子育てを行うことであろう」という推しへの信頼にも因っているのかもしれないなと今文字を打ちながら気づいた。

「今の日本に生まれて、将来に希望を持って育つことができるか?」って考えたら無理じゃんと思っているので自分が子どもを持つことに前向きになれないのですが、推しの子どもが成長していくなかで少しでも今より良い社会になっていくように私もなんかしよ…と思う程度には推しの子どもたちには幸せになってほしい。何をすればいいのかは分かりませんが。選挙には毎回ちゃんと行ってます。

 

推しの家庭にお子様が生まれるにあたって、公式発表の3日前にやるトークライブで、触れざるを得ないので先に発表しますので内密にお願いしますという旨のことを言われたのですが(配信で見た勢)、ファンたちのツイート「詳しく言えないけどほんとに…!めでたい!」「とりあえずあと20年は生きねば」とか匂わせが半端なくて笑ってしまった。どうしても触れないとだめかそれ。見る人が見たらわかるじゃん。まあ結果的にネットニュースとかにも嗅ぎつけられてなかったのでセーフなのか?

「信じてますから、あなたの善意」とカメラ目線で指をさして配信見ている人に語り掛ける推しは本当に人間の善性を信じて性善説に基づいた思考・行動をしているなあと改めて思った。

推しのお家に誕生したのは双子の女の子なのだけど、双子の女の子当事者も双子の女の子の親当事者も同じ会社にいて直近1週間のうちに共演してるのは本当に運命的。

あと芸人ってまじでいろんな人がいるんだなと思った。中高の教員免許持ってる人くらいは一般企業でも珍しくないだろうけど、幼保小の免許はあんまりいなさそうだし、ベビーマッサージやらチャイルドマインダーやらピンポイントな資格持ってる人もいるし、接点無いとしても同じ会社で探せば何らかの専門家がいるのってまじですげーな。実務経験が無いとしても資格のために勉強はしたわけだし。子育て以外のジャンルでもそうだけど、困ったことがあったら数珠つなぎで有識者にたどり着けそうなのすごい。

 

私は推しが仕事をしていなければ姿を見ることが出来ないので、子どもができても出来るだけ私に見える範囲で働いててほしいな~とは思うけど、家庭のことをちゃんと自分でしたいので仕事を少しセーブしますと言われても何ら問題はない。本人と周囲の人の同意が得られているのならぜひそうして欲しい。スケジュールが不規則で思い通りにならないことが多い仕事だと思うけど、とにかくワークライフバランスを整えてほしい。

差し出口だし下世話な話だが、「売れるまでヒモみたいなもんだった」「(自宅からの配信時に)今リモートワークしてる。新入社員の面接してる」等、推し本人が言っていた情報から察するに奥様も会社でキャリアを積んでおられる様子がうかがえるので、奥様がちゃっちゃと職場復帰して仕事したいならしてほしいし家庭での時間をたくさんとりたいからいったん離職されるとかでも良いしっていうか赤の他人である私が本来なら知ることでも考えることでもないので、「それでも良いし」とかどの口が言ってんだって話なんだけど、なんか、人の家庭にいろいろ言いたい人が多い気配を感じていて、ウワーッとなっている。

訊かれてもないのに自分の経験のみに基づいて他人の家庭に口出しするのって迷惑なのでは…?

書いていて気付いたが、これは完全に私怨というか「子育て経験者というだけで謎マウントを取ってくる部外者に苦しめられる絶賛子育て中及び妊娠中の親」という図に私が触れがちだったからだと思う。

やいのやいの言われて「あれもこれも己の手でやらねば!」とキリキリしているご両親と長時間いるより、シッターさんや家事代行サービスやらに外注したりできないことを手放して短時間でもそこそこ安定したメンタルのご両親といる方がお子様の調子も安定しますよとお伝えしたい。(「己でやるのだ」と確固たる意志でやってる人に「もっと楽したらいいのに~」とかいうつもりはないです)(しんどさがあるなら解消した方が良いというだけの話です)

そして自分に「他人の話なんて聞かなくていいので自分で選んで!」と推しにお伝えしたい気持ちがある(実行はしていない)ので同族嫌悪のような感情でこれだけ文句言ってるんだろうなとは感じている。ただの個人のツイートに「エゴサ明言してる本人の名前入れてるんだから目に入ってるというか見られている自覚があるのにそういう言い方するのどうかと思う」って過剰反応しているので落ち着いた方がいいなとこれを書きながら思ってきた。言語化って大事。

 

推しの家族が増えるにあたって、同期の芸人たちでガチで祝いのお手紙をしたため朗読するライブがあり、その中で推しと一段と仲の良い芸人さんがご自身のお母さまが亡くなった時に「死生観がかわった」「自分が生きている限りは母親が生きていた意味があると実感した」「病院で看病しているときに『もし子どもがいなかったらこの場に誰もいないのか』と思った、子どもが欲しくてもなかなか授からなかったという話を聞いていたので、こんなに良い奴がそんな寂しいことになってほしくなかった」というようなことを言ってらして、結婚して子供をもうけることが人生の最大の幸福であるとは限らないゾと思っている私としても納得したし目頭が熱くなった。

自分の老後や今際の世話を焼いてほしいがために子どもを産み育てるわけではないのだろうけど、それでもそういう場にいられるのは特別な関係の人間だけだから、良かったねと思う。

そしてお手紙読むライブでやたら感傷的な気持ちになってしまって「ここにいる人たち、どうにか全員幸せになってくれ、幸せで居続けてくれ」と強く願うなどした。見知らぬ人にむけるにしては感情が重たい。

推しが今後も働いたり生きていったり、よりよい生き方をしようという心がけのモチベーションとなる存在がうまれたのだなあと思うと、神秘。尊いことだね。

 

推しのもとへやってきてくれたお姫様たちが健やかでご機嫌麗しく育ちますように。

推しの家内安全とますますのご活躍を祈念いたしまして、結びとさせて頂きます。