ぜんぶ盛り

推しへの愛が素直。

すゑひろがりず全国ツアー『諸国漫遊記』初日(大阪公演)レポというか感想文②

前回に引き続き主観(感想)多めの諸国漫遊記レポ。

 

ネタの内容がっつりバレしてます。

 

「面白い」がゲシュタルト崩壊するくらい出てくるけど事実なので許してほしい。

くだりとか細かい部分にも触れている。

 

 

ネタ①ヤンキー

観たかったやつ!!!嬉しい!

・見始めのころは煙草を吸うマイムをやる南條さんがだんだん「スー(口から離す)パアアー(口元に手を持っていく)」という非喫煙者ならではなのか動きと音が逆転していくっていう現象がけっこう起きていた印象なのですが笑、扇子を使うようになっていたからかテンポが上がっても音と動きが一致していたので「人の成長!」を感じました笑

ヤンキー座りで煙草吸いながら三島さんを追いかける南條さんの体感すごいw 局番で習った動きが生かされているのだろうか。あとあそこでめっちゃ動くようになったのって「舞台を広く使う」意識かなあと思ったり。

・序盤の古典単語解説のターンが好きです。

・見たことないくだりもあって、日々進化しているのだなあ(詠嘆)と思いました。

 

ネタ②食レポ

新ネタ?自分が見たことないだけ??

というか単独用の新ネタだと思っていたら翌々日の配信有公演でふつうに掛けててびっくりした笑

「局のP」のネタ見たときも思ったんですが、「経験したことを基にしてネタを作る」様子が感じられて感動しました。いろんな仕事をしていろんな経験を積めば積むほど新たなネタの可能性が開かれてゆくのですね…!楽しみ~~~~!!!いっろんな仕事してくれ!!!

三島さんのキョトン顔が絶妙で面白い。ボケが悪びれない自分を曲げない漫才大好きです。ツッコまれても「あ、そう?」ってな感じが上様感出てて笑

ANN0とか局番知恵袋回で感じた南條さんの「直球ド正論をひんやりしたトーンで言う」ツッコミ(のちにトリオ時代の漫才を見てその片鱗を感じる…)も、普段の狂言風とは違った面白さ。

あとボケが「やってみるから、間違えてたら教えて」の形式、意外とすゑのネタでは見ないパターンなのでは?と思いました。二人でコントインが多い気が。

題材も型も新しい試みを感じられて良かったです。

 

VTR①ご当地がりず検定

局番。完全に局番wwww

これ観るために全通したい!大阪はお二人の地元だからやりやすいだろうけど、他の地域はどうなるんでしょう。

前後半それぞれ10問ずつ。

CMや番組、商業施設など関西人ならだれでも知ってるローカルネタばかり。

出題だけでわかるものもあれば、ヒントを聞いてようやく理解できるものもあったり。

客席もリアクション大き目で盛り上がっていました!

 

ネタ③小学生

ショートネタを一つにまとめて漫才に仕立てたようなネタ。

みたことあるくだりもあったけど初見のネタもありました。

盛りだくさんで楽しいネタだったな~。

単独なので尺も長めだから満足感が高い。

すごいどうでもいいけどあの動きってアルプス2万尺じゃないです!?!?めっちゃ気になっていた。

一万尺はこう、手を組んで手のひらを前に出すやつで、やってたのは、二人の腕をあわせて「日」みたいにやる、やつ…(伝われ~~~)(右手で自分の左ひじをもって左手で相手の右ひじを持つやつ…)

点呼で推し偉人の名前が呼ばれると嬉しい(???)

 

ネタ④トトロ

おなじみのネタで、わかった時点で会場も一段階ボルテージ上がっていた。

私の好きポイントは

・大中小トトロの再現

・急報持ってくるところと、草履見つけたところの南條さんの無駄に本格的な大河ドラマっぽさ

・三島さんの「にゃっさほいさ」キュートすぎて客席が沸いた笑

何回観てもめちゃくちゃ面白いなあ…

 

ゲストコーナー

VTR②みなみのしま

「「アロハ~~~」」とご陽気に登場。

おなじみのアロハシャツに、パイナポーさんは前髪を下してて、ライチさんは頭に白タオルを巻いている。

ハワイ住みます芸人をしながらロコモコ丼屋さんでバイト生活をしているそうです。お給料はヤシの実でもらっているというハワイアンジョークをかましてくれました。

スケッチブックを用いて丁寧に5upのピラミッドシステムを解説してくれるみなみのしまさん。

すゑひろがりずも一緒にオーディション受けてて…」とナチュラルに言い放つパイナポーさん。

・・・この人ら世界線いくつあるの???

みなみのしまが解散しておらずハワイ住みます芸人として活動しており、若手時代のすゑひろがりずが5upのオーディションを受けていた世界線。お笑いライブじゃなくてSFコメディ観てる?

完全に余談ですが、 ハワイ住みます芸人するならアロハシャツは馴染みすぎて注目されるわけないしすゑひろがりずに行かせるべきだし住みます芸人て地域でスターになってる印象あるのに未だにバイトしてる(しかもロコモコ丼て。ジャパニーズ寿司屋とかじゃなくて)の、「みなみのしまが売れてる図」がお二人の中にまったく無かったのだろうなぁと感じてしみじみした。「M-1以降は違う人の人生を歩んでるみたい」とよく言ってらっしゃるのを体感して心がギュってなりました。たぶん私が深読みしすぎているだけなのですが。

 

みなみのしまさんもネタを披露してくれるらしいのですが、5up時代にオーディションで審査をしていた作家さんが今日袖にいるので、当時を再現してダメだったら即ネタ終了とのこと。

あの!何度も話題にのぼっていた!!タキツバの「×~ダメ~」を流される みなみのしまさんを!!肉眼で見られる!!!!

 

ゲストネタ:服屋の店員

南国っぽい写真をバックに「みなみのしま」のコンビ名がモニターに出される。

出囃子も和風じゃなくて「みなみのしま用」っぽい!すごい!!

「どうもー!」と拍手しながら小走りで登場するみなみのしまさん。

おなじみの「う~、パイナポー!」も見られました。感動!ありがとうございます!

ネタは「服屋の店員」

みんな大好きライチさんの「ハッシャッセー」が聞けます(????)

しばらく披露していたもののネタの途中で容赦なく流される爆音の「×~ダメ~」

「ああぁッッ‼‼‼」と頭を抱えながらも、「もうちょっとなんです!!!」と食らいつくみなみのしま。

袖からお許しが出たので続きをやるものの次のボケが弱かったので即ボタン押されるwwww

「後半から盛り上がるんです‼‼‼‼‼‼」となおも食い下がるみなみのしま。再開したものの、オチまでたどり着く前に3度目の「♪ダーメッ‼‼‼」www

膝から崩れ落ちるパイナポーさんと頭かきながら舞台上をうろうろうろうろ彷徨うライチさんwwwリアクションが縦の動きと横の動きなのはすゑひろがりずと同じですね(世界線に呑まれた客)

新ネタ持って行ってはロクにネタも出来ず爆音のダメ流されるって結構精神的にしんどそうなんですけどよく諦めずに芸人続けてくれましたよね…wwww

「どうだったでしょうか」みたいな感じで意見を求め、袖の作家さんからリアルにダメ出しを受けるみなみのしま。

「設定がベタ」「キャラとあってるわけでもないし」とのダメ出しを神妙な面持ちで受けるものの「さっきのすゑひろがりずはキャラにあったネタをやってた」の一言には不満そうなみなみのしま。

「僕も南国変換できますよ!なんでもあったかくします!!」と威勢の良いライチさん、お客さんから「車」とお題をもらったものの「え~…100キロ、100キロ走って、で、エンジンが、熱くなった…自動車(たどたどしい(ニュアンスで書いてます」。即行×~ダメ~流されてましたwwwww

パイナポー「ハワイに帰ってロコモコ丼作って出直してきます!!!」

ロコモコ丼じゃなくてネタを作れwww

 

リアルに「あんまおもんないな」と思った瞬間にダメ押されてて逆に笑ってしまった。

「当時よりは長くできた!」と喜んでらしたのが印象的。やっぱり10年やってると技術がついて磨かれてくるんですね~。

すゑひろがりず祇園花月で何かしらの公演されてたときも(地獄変でしたっけ?)「当時ボタン押してた作家が今日の構成してる」とか言ってたので、歴史を感じる。

 

みなみのしまさんがハケたあと、アナウンスが流れて換気&休憩タイム。

アナウンスのあと南條さんが「着替えるのでお時間くださいー!」「松を降ろしておきますのでお写真撮って待っててください」みたいなざっくばらんなリアルタイム影アナ。

えっ、至れり尽くせりすぎてありがたい…着替えとかネタの準備とかやることあるでしょうに……。一言二言で短い時間とはいえ嬉しい。お客さんを楽しませるぞ!というサービス精神にあふれていて良いですね。

 

長くなってまいりましたので此度はこれまで!次で最後かな。

2日目の幕が上がるまでには書き終えたいので数時間後には更新の予定です!w