ぜんぶ盛り

推しへの愛が素直。

カフェイン11 2018/04/30 ツアーの話備忘録

カフェイレBUTTERFLYEFFECTツアー振り返り回。

晴一さんのしゃべり方で書き起こし。読みやすさへの配慮はしていない。

ていうか書いてて思ったけど読点が少ないしゃべり方ですね!?一文が長い。

何か所かある薄緑は私のコメント。

私の琴線に触れたところだけなので端折ってるところもあります。あしからず。

何文字くらいから分割すべきかわからないのでとりあえず全部乗せしたので5000字くらいある。

 

 

 ツアー総括

アルバムツアーということもあって、アルバムをどう聞いてもらうかを最初にすごく考えて。

俺が勝手に言いよんじゃけど、ポルノの神7みたいな曲あるじゃん?アポロ、サウダージ、アゲハ蝶、ミュージック・アワー、ハネウマ、あとネオメロが入ったり入らんかったり…みたいな。

要するにヒット曲。もちろんヒット曲でフェス行ったりだとか、でっかい横浜スタジアムだと初めて来てくれる人もいるけぇ、神7でご機嫌をうかがったり。

ちなみに私的ポルノ神7はアポロ、サウダージ、アゲハ蝶、ミュージック・アワー、ハネウマ、メリッサ、CenturyLoversです。

そればっかりに頼りよぉてもアルバムを表現することにはならないから。

今回はあえて外したということでもないし、何曲かはやりよぉたけど、アルバムの世界で聞かせたいっていうのがすごいあって。

細部まで映像だったり、紗幕の使い方とかすごい、綿密に考えたし。

マジでロイス―みたいに演出用のアングル欲しいし前半後半で変わったセトリも映像で見たいレベルの演出の凝りようだった。

今回スゴイ勉強になったのが、いままでもわかってなかったわけではないけど、「やりたい」っていうことを、自分の中にちゃんとイメージがあって、それをぶつけると、周りのスタッフはプロだから、しっかりそれ以上の物を返してくれる。だからぶつけるってことがすごく大切なんだなぁってことを改めて感じたツアーだったなぁ。

もちろんぶつけるものがこっちにないと、返ってくるものも中庸なものになるし、もちろんプロだから、みんな…なんとなく曲順並べて、「こんな曲順で2時間ライブやりまーす」て提出したら照明の人映像の人PAの人…何でもいいや、衣装の人、なんでもいいけど、そういう人らプロだから、なんとなくカタチにしてくれるのよ。だけど、具体的に何かぶつけるものがあれば、あっちも意気に感じてくれるし、それ以上の物が返ってくる、っていうのが、今回すごく気持ちよくて。

だから手直しもたくさんあったし、打ちあわせもたくさんあったけれども、そういう、こちら側のチームでのぶつかり合いみたいなものが、ちゃんとこう、きてるお客さんに、伝わったんじゃないかなと思う、ね。

それは昭仁も言いよったけども、俺たち、まあ演出考えよるときは、自分は一生懸命、俺は客観視をしようとしているところはあるけど、結局ライブに入ったら、もう演奏することしかできないわけだから、その、昭仁が言いよぉたのは、最高のステージを作ってくれて、俺たちはやるだけじゃみたいなことを言いよぉたんだけども、結局それが今回できたから。演奏に集中できたし、ちゃんと表現てきてるっていうなんか、心地よさっていうか手ごたえっていうのを感じられたなぁと、思います。

サポメンとの話

それに、プラス、今回のツアーですごい思い出に残っとんのは、39公演あるということは、もちろん関東のライブもあるけど、ほとんどは地方で。必ず宿泊が入るのよ。普通の行程でいくと。前乗り後帰りみたいなことになったり、3本やると、前乗り1本やって移動日1本やって移動日1本やって移動日みたいなことで、まあだいたい泊数が公演数×2だとか1.5くらいあるわけよ。ま50泊や60泊はしとんじゃない?

で、そん中でツアー回りよるサポートミュージシャンとメシ食うことも多くて酒飲むことも多くて。

そん中でずーっと音楽の話ができたなと思って。すごい細かいことから、もっと概念的なことから。

なんかいつも飲み場で音楽の話ができたと思うたね。

真助には、俺がどこに重心を置いてこの曲のリズムをたたいてる?って話になり、その日の打ち上げはその話ばっかりになり、みんな俺はこう思うとかいう話になるし。

リズムの重心がどこか、っていう単語、意味が全然掴めないので誰か教えてください…ニュアンスもわからん…。

森男とは何話すかな。森男もやっぱリズム隊だからリズムの話キックの音色の話だとかっていう話もするし。

輔くんはギタリストだから機材の話をしたり音色の話をしたり、

康平はねぇ、鍵盤だけどもプロデューサー気質も当然あるから、もっとこうライブの置き所みたいな?どういうライブをポルノとして届けたらいいんじゃないかみたいな彼なりの発想もあるからそういう話をしたり。

nang-changはそん中で、ま、シーケンスの話だよね。レコーディングした音が全部入ってて、全部出したらCDとおんなじ楽器が入ってる状態で、全部出しゃあCDの音にすごい近くなるんだけど、どう間引いて最小限でライブ感を出すか、と、出す音の音色だとか。康平がピアノ弾きよるけ、なんちゃんがどの音を出してどの音を出さないとか。なんかそういう話をずーっとしてましたね。

今回のツアーの思い出であり、収穫だったなぁ、と。思いました!

 

 

CM明け
(ツアー完走しました、という単語に)
エイドステーションに長居したけど、完走だよね?24時間マラソンでいうと、サライは聞けたってことね?w
 
 

リスナーからの感想メールコーナー。から質問に答えるスタイル。

セットリストはどのように決められましたか?

俺がたたきを作って、みんなであーでもないこーでもないっつって。肝の演出こういうのがやりたいっていう、のは、一応「これは動かせないんだけど」っていうのはあるけど。ライブって流れもあるし。
流れで言うと流れみたいなのを一番感じるのが真ん中に立っとるボーカルだから。彼の意見とかは。会場を巻き込んでいくのは彼だから、彼のやりやすいみたいなんも、もちろん、すごい参考にするし。
今回その、最初にゆったのが、ライブてセットリスト並べたら形になるじゃん。しかもポルノはありがたいことにヒット曲もあるから。で、お客さんも優しいし。長年目をかけてくれてる人たちが多いから、こっちが盛り上がる曲やったら盛り上がってくれるし。でもそれだと、ほんとに予定調和というか。

アンケートとかに「最高」って書いてくれる人も多いんじゃけど。でもこの「最高」がどの程度の「最高」か考えんといけんと思うんよ俺たち。

だから、あのー…。

ラーメン屋さんがあります。(突然の例え話スタート)

俺たちラーメン作ってて、店ん中は満杯よ。

これも「最高」なんじゃけど、俺たちはそこしか見えんけど、これは「最高」っていう状態なんじゃけど、その店の外にどれほど並んでくれてるか、おんなじ満杯の状況でも。

だから「最高を超える最高」があるはずなんよ。

となると、その曲を曲だけでじゃなくて、考えれるもの、もちろんセットだってあるんじゃし、今回はセットみたいなセットではなかったけど、セットだってあるし照明だってあるし映像だってせっかくあるんじゃけぇ、そういうのをぜーんぶ曲を表現するために使って、もちろん演奏は、自分たちが出来る最高のものをやるっていうとこにもってきたかったのがすごいあって。クリスマスのHide&Seekなんてデジタルな曲だから、ああいいう演出ができるなって最初に決まったくらいの場所じゃったし、それがきっちりはまったなとは思いますけれども。 


他、思い出に残った場所「妙高山」、熊本について「逆に元気もらうくらい」等ありましたが割愛。

 

 ポルノが走り続けてくれるから自分も頑張れる的な感想メール

自分らのやってることにどれほどの価値があるのかわからないけども、こうやって言ってくれるとすごく価値があるんじゃないかって思わせてくれるよねぇ、嬉しいよねぇ。

音楽ってその、ま、特に俺たちの音楽ってフィクションのこと…フィクションを書いてることが多くて。ま俺が歌詞書いたりしたらね。

そういう意味で直接的に背中を押すとか、直接的に俺自身の痛みを共感するみたいなスタイルじゃないけど、そういうアーティストもおるじゃん、自分の痛みだったり自分の喜びだったり自分の信念だったりみたいなんを共有して、ファンと繋がるっていうタイプのアーティストもおるけど、俺たちはそうじゃなくてしっかりこう、「質の高いフィクション」をどうにか作りたい。で、音楽の力でそれを届けたい、みたいなんがあるけど、まそういうものに1個1個なにか自分と重なるとこがあったり何かを感じてくれる人がいるとね。嬉しいよね。

これ誤解が無いように言うとくけど、音楽てやっぱり自分のことを自分自身を表現せないけんみたいなことを思いがちじゃん。

じゃけ俺が「フィクション」ていうと「ウソ話」をやりよるみたいな、ふうに、とられると、あれなので。言いますけど。

映画だって舞台だって、フィクションだからね?そのフィクションの世界をしっかりつくり上げると、そこには何か表現が生まれてきたり、メッセージが生まれてきたりするわけよ。

やっぱりその、スポーツ選手が「日々の努力でここまでこれました。」みたいな、そういう直接的な素晴らしい表現する言葉とかもあるけど、ではなくて、フィクションでつくり上げていく、その中に何かしらの、質が高くなると何らかのメッセージが含まれていくんじゃないかってのが考え方。

俺のね。

ここの「質の高いフィクション」についての言葉を書き残しておきたくてこの記事を書いた。

「リアル」であることを尊いとする反面、「フィクション」を軽んじる風潮が本当に許せなくて。「フィクション」の世界に人生を救われてきたという、思い入れが強いので。

歌詞にしてもそうだし、音楽性に対することもそうなんだと思うけど。

「ロック」に対する「ポップ」を蔑ろにすることも含まれているのではないかと思いました。

ちなみにこの話の後に流れた曲は「君の愛読書がケルアックだった件」。完全なる「質の高いフィクション」。流れが最高。

 

ジムで良い声の役者さんが隣になったという話から。

 いんぷぉっていう…(「インプロ」甘噛みして言えてねぇくそかわ)

セットリストでは「インプロ(ハッキリ)」っていう名前になっとんじゃけど、俺が詩を語るっていうシーンがあって。

それも、最初っから、昭仁の一人引き語りと俺のそれ、俺とバンドメンバーでポエトリーリーディング的なことをやる、今までやったことないし一つの世界観になるかなぁと思ってそれも最初から決まっとって。

決まっとってていうか俺のイメージの中にはあって。

で、昭仁にそれやってくれんか?つってもちろんいいよっつって。

で、自分のとこ。

で、詩を書くじゃん?

俺の中では、そんときは演出の方で考えとるけ、イメージがあるわけよ。

昭仁はこうやって引き語りやってくれて、ポエトリーリーディングはこんな雰囲気でやる、で、曲も作った康平と、こんな感じでつくって詩も書いてイメージはふくらんどんじゃけど、

同録聞いたら俺の「声」がダメなんよぉ!

全然イメージが違うんよ。もし演出家と演者としての俺が対峙してたら、俺灰皿投げるとこだよねぇ…「ちっげーよその声!!!」て…。

(今浪さん「福山(雅治)さんはナメられないように低い声出す練習したらしいですよ」)

練習したら良い声になるん?俺も練習しよかなぁ…。

 

エンディングで低い声の練習をしだすラジオパーソナリティー

「(低い声でお知らせを読む)最後までこれでお送りしますけども。」

今浪さん「大丈夫ですか?wwww」

「おれかっこいいこえなってる?」

今浪さん「若干眠気が来ます」

「あはは!」(その後も低い声でお知らせを頑張る晴一さん)

「しんどいねこれ!ハイでは今夜はこの辺で!」

 

お風呂にスマホ持ち込んでストリーミング聞いてるんですけど、エンディングのこのくだり面白すぎて湯船にスマホ落とした。

去年の夏フェスに関するツイでたびたび目にした「『ポルノのギターカッコイイ!』ってなってたお姉さんがしゃべり出したの聞いて『えっ』てなる」現象を思い出さざるを得ない。

今回は以上です。また琴線に触れたらやります。

書き方は模索中です。レポサイトとかブログやってる人すごいな。